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乗組員の仕事 第三十六豊号
MOVIE01
船内紹介動画
海洋土木は、何もない海洋に建造物の基礎を築く仕事。
普段、その仕事ぶりを目にする機会は少ない。
船舶乗組員で奮闘する先輩たちの船上での生活をのぞく。
乗組員の仕事（4分15秒）
SCHEDULE02
1日のスケジュール
第三十六豊号は、コンクリートプラント船。海上でコンクリートを製造し、防波堤や岸壁、海洋構造物へのコンクリート打設作業を行う。本船乗組員達の、1日の流れを追う。
06:30
身支度を整え、一日が始まる。
この日は生コン打設日。打設日は普段よりも早めに始業するため、6時起床。他愛のない会話から乗組員の一日が始まる。洗面やトイレなども混み合うことなく、各自のペースで朝食を摂り、身支度を整え、7時から朝礼に参加する。
08:00
気を引き締め、各自の持ち場へ。
朝礼では、一日の工程の確認と注意喚起が行われる。危険予知などを通じて安全意識を向上。朝礼を終えると、各自が持ち場へ。一人ひとりが気を引き締めて業務に取り掛かる。
08:30
チームでミッションに対峙する。
操船担当、プラント担当、材料試験担当などがあり、例えばデストロビューターは、建設現場内の生コン打設を担当する。大きな船舶内での業務では、トランシーバーで連絡を取り合い、連携を図る。
12:00
緊張をほぐすランチタイム。
適時休憩を取りながら各自の業務をこなし、手の空いた乗組員は昼食に。食費は、すべて会社負担。好みのメニューを自炊して食べ、緊張をほぐして過ごす。専任のコックが乗船している場合も。
13:00
気を引き締め直して業務再開。
昼食を終えた乗組員から、持ち場に戻っていく。
なお、今日のような出張作業は年間の三分の一程度。出張のない日は、福良港に停泊している船舶にて、重機のメンテナンスや船内の整備に従事する。
17:00
片づけて業務を終える。
一日の工程は片付けで締めくくられる。さまざまな工具や重機のある船内。安全管理のため、毎日の整理整頓は欠かすことのできない大切な業務である。
18:00
仲間との団らん。
業務終了後は、夕食と団らんのひととき。乗組員全員が揃って食卓を囲む。晩酌することが多く仲間との会話も弾む。
19:00
快適な海上生活。
夕食後は、食堂で仲間とともにテレビ観賞をする者、入浴する者、洗濯を済ませる者など、各自が自由に過ごす。乗組員には個室が与えられており、テレビ、インターネット、エアコン、冷蔵庫が完備されている。
21:00〜
自室に戻り就寝。
自由時間を過ごしたあとは、明日の業務に備えて、各自自室に戻り就寝する。乗組員の1日はこうして過ぎていく。
なお、出張中の休日は、停泊している船内で過ごすこともできるが、会社手配のレンタカーでゴルフや娯楽を興じたり、全国津々浦々の名所を巡ったりと各自が自由に。乗組員ならではの楽しみである。